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“音楽は子どもの成長に良い影響を与える”ということを、一度は耳にしたことがあると思います。

幼児期に音楽に触れるということは、一体どのような効果が期待できるのでしょうか。

今回は、研究事例もご紹介しながら、その効果をご説明したいと思います。

 

 

■音楽経験の種類

音楽経験の一つとして、遊びの中に「音楽」を取り入れてあげることは、子どもにとってより身近に音楽を感じ、楽しく触れ合える機会となります。

音楽経験には、以下のようなものが挙げられます。

 

・歌(童謡)を歌う

・音楽を聞く

・手遊びをする(歌詞付き)

・音楽を聞きながら、身体を動かす

・ものをたたく、振る

・手作り楽器を作成し、合奏する

・お出かけ先などで自然の音を聴く

 

家庭での子どもとの関わりの中で、また、幼稚園や保育園でも上記のような音楽活動を取り入れている園も多く、子どもたちの日常生活には音楽が溢れています。

音楽経験は、子どもにとって”遊びの一種”であると言えるでしょう。では、この音楽経験が子どもにとって、どのような効果をもたらすのでしょうか。

 

 

■音楽経験が子どもにあたえる良い効果

音楽経験や音楽教育は、子どもの発達に密接に関係すると言われています。

心理学や脳科学の分野でも注目されているその効果を具体的に見てみましょう。

 

◇言語能力の理解の向上

音楽や歌を聴くことで、メロディーやリズム、伴奏など複雑な構成を「聴く」能力が発達します。

言語の聞き取りにも、音声という「音」が関係しているため、耳が良いと言葉の習得や理解力が高くなる傾向にあります。

 

◇感受性の向上

音楽を聴いている時は、人間は右脳が発達していると言われています。

学校や塾などの教えられる教育は、左脳教育と言われている一方、右脳教育は、子どもの可能性を広げる教育方法とも言われています。

右脳は、「考える力」「ひらめき」「感性」などをつかさどる部分であるため、幼少期から右脳を活性化させることで、情緒が豊かになり、また発想力も育ちます。

 

◇運動能力の向上

幼児期に楽器演奏を習得していると、運動神経が良くなることがカナダの大学の研究で明らかになっています。

楽譜を見る・音を聴く・指を動かすという複雑な動きをすることで、様々な神経回路が鍛えられます。

その為、左脳と右脳のつなぎ目にある情報伝達能力が大きくなることから、短時間で運動を習得できるという結果が出ています。

 

◇社会性の向上

幼児期の社会性とは、ルールを守る・お友達と一緒に協力する・周りのことを考えて落ち着いて行動できる・思いやりを持てるなどが挙げられます。

お友達と合奏や合唱をすることで、協力や達成感、自信にもつながり、自発的に行動するようになるとの研究結果もあります。

 

他にも、集中力が養われる・知能(IQ)の向上など、様々な発達と良い関係が築けます。

子どもたちにとって音楽の経験や体験は、楽しさを伴う遊びを通して、人としての能力や生きていくうえで必要なスキルを習得できるなど、プラスの効果が期待できるでしょう。

 

 

■音楽経験の質の違いが及ぼす研究事例

次に、「音楽経験の質の違い」が、上にも示した”社会性”にどのような影響を及ぼすかを研究した事例をご紹介します。

 

■対象児:6ヶ月の乳幼児

■内容:下記の2つのグループに分類し、1週間に1度教室に通っていただく。

①学習グループ

教室の指導者から童謡や子守唄を教わる。その曲が入ったCDを自宅でも聴き、保護者には歌詞を覚えてもらう。音楽に合わせて身体を動かし、親子の絆を深める。

 

②BGMグループ

シンセサイザー演奏によるクラシック音楽のCDを流しながら、おもちゃ遊びや絵本読みなどの自由活動をする。このCDを自宅に持ち帰り、自由に聴く。指導者はいるが、音楽に関するカリキュラムは無い。

 

教室をスタートしてから半年後、社会性に関して、教室開始前と半年後で比較したところ、下記のような結果になりました。

■行動制限に対するいら立ち

半年後:学習グループの方が、いら立ちが減少。

 

■新奇な物体への抵抗

半年後:学習グループの方が、新奇な物への抵抗が少ない。

 

■ほほ笑み・笑い

半年後:学習グループの方が、笑いが多い。

 

■落ち着きやすさ

半年後:学習グループの方が、落ち着いている。

 

この研究結果から、学習グループの方がBGMグループよりも高い得点を示したことが分かりました。

質の良い音楽経験をすること、かつ保護者が積極的に関わることが、子どもの社会性を育むのに非常に重要なのではないかと考えられています。

 

 

■まとめ

子どもにとって音楽経験や体験をさせてあげることは、発達段階において様々なプラスの効果が期待でき、また、幅広い可能性を広げることにもつながります。

大人になって音楽が当たり前の世界になっても、子どもには常に新鮮で学びの機会でもあります。

保護者が子どもと同じ目線で音楽を感じ、一緒に楽しむことで、きっとあなたのお子さまは豊かな人間性を持った魅力あふれる大人に成長してくれることでしょう。

是非、幼児期のうちから、様々な音楽経験をたくさんさせてあげてくださいね。

 

 

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参考サイト・資料

幼児期に触れ合う音楽は4つの効果が期待!

https://kosodate-march.jp/ongaku0527/

感覚を司る右脳を子供の時から鍛えるのは3歳までが要!鍛え方と効果

https://kosodate-march.jp/noutorearuku33648/

試さないのはもったいない!音楽が子供に与える驚きのメリットとは

https://naraigoto-kids.jp/magazine/childhood-education/let-your-child-listen-to-music/

赤ちゃんにとっての音楽経験

https://www.yamaha-mf.or.jp/onkenscope/kajikawasachiyo1_chapter2/#kome1