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「全米最優秀女子高校生の母」ボーク重子さんをご存知でしょうか?

今、重子さんの教育法がとても注目を浴びています。そのキーワードは「非認知能力」!

今回は、これからのAI時代に必要不可欠と言われている「非認知能力」について、必要と言われる理由や育み方についてご紹介したいと思います。

 

 

■「非認知能力」とは何か?

 人間の資質は、「認知能力」と「非認知能力」という2つに分類されると言われています。

IQや学力テストで数値を測れる力を「認知能力」と言い、一方、協調性・思いやり・やり抜く力など数値では測れない力を「非認知能力」と言います。

近年、この「非認知能力」が国内外で重要視されており、特に、就学前の幼児期に育むことで、将来の所得や持ち家率、キャリアの成功につながると考えられています。

 

 

■「非認知能力」は、なぜ必要とされるのか?

 教育経済学の代表的な研究者である”ジェームズ・ヘックマン教授”がおこなった「ペリー就学前プロジェクト」をご存知でしょうか。

経済的に余裕が無く幼児教育を受けることが出来ない3~4歳の幼児を対象に、就学前教育(毎日2時間ずつプレスクールに通い、週に一度は先生が各家庭を訪れて90分間にわたり指導)を行うグループと、行わないグループに分け、追跡調査を実施した研究のことです。

結果はどうだったのでしょう。

IQの変化を見ると、就学前教育を受けている間は差が開いていますが、その後8歳で逆転しています。

この結果から、IQの高さの持続は、継続されない傾向にあることが分かりました。

 

それでは、「非認知能力」の方はどうでしょう。

高校卒業率・持ち家率・雇用率・所得率が高いなど、人生のあらゆる場面でプラスに働く効果があることが分かりました。

つまり、就学前教育を通してIQを高める効果は持続せず、逆に、「最後まであきらめずやり抜く力・お友達と協力する力・自制心の高さ」などの数値では測ることができない力が伸びたことが、その後の人生に大きな影響を与えたという結果になりました。

 

 

■非認知能力が育つ環境

では、「非認知能力」を育むためにはどうすれば良いのでしょうか?

大切な2つの環境をご紹介します。

 

≪家庭環境≫

非認知能力を育むのに一番重要と言われている環境が、「家庭環境」です。

例えば、親がよく読書をする、新聞を購読している、美術館に行く、コンサートに行くなどの学業以外の文化的な面を持っていること、そして親子関係が良好であることが重要であると言われています。

さらに、この家庭環境の中で、子どもの「主体性」や「自主性」を重んじてあげることは何より大事です。

冒頭でご紹介したボーク重子さんは、娘さんに「勉強しなさい!」などと押し付けたことは一度も無く、課題解決のための道を「自分自身で発見させる」ことを念頭に子育てをしてきたそうです。

また、何かを子どもだけにさせるのでは無く、親子で一緒に体験をしてお手本を見せることも大切にされてきました。

 

家庭での「遊び」の中でも非認知能力は育まれます。

お子さまの遊びに付き合うのは、忙しいママたちにとってとても大変なことですが、必ずしも一緒に遊ぶことが良いわけではありません。

「見守り」や「声掛け」も重要なのです。

子どもが集中して取り組んでいる際に「こうしたらいいよ」「これは違うよ」などと言って邪魔をしないこと、そして「すごいね!」「頑張ったね!」などの前向きな気持ちになる言葉がけをすることで、子どもの集中力や発想力、コミュニケーション力が育っていきます。

 

≪課外活動≫

家庭環境と同様、幼児期に大切な環境として課外活動が挙げられます。

その一つとして力を入れると良いのが「習い事」です。

遊びを主体とする幼児教室では、子どもどうしの触れ合いでコミュニケーション能力や自分自身を表現する力が鍛えられたり、スポーツ教室などでは、他社との関わりを通して、競争心・粘り強さなどを育め、規律と責任なども学べます。

また、ピアノや英語など、幼児期に始めさせたい習い事は数多くあると思いますが、どの習い事が大切かでは無く、どんな習い事でも「最後まであきらめずに頑張ったね!」「先週は出来なかったけど、今週は上手に出来たね!」など、結果では無く、過程を褒めてあげることが大切です。

「自分は出来る」「自分は必要とされている」などの自己肯定感を高めてあげることは、様々な非認知能力を育むことにつながり、さらに自分自身を成長させることが出来ます。

 

 

■まとめ

子どもの可能性と未来を広げる土台となる「非認知能力の育成」は、AI時代を生き抜いていく子どもたちにとって必要不可欠な能力です。

しかし、「非認知能力」という力は数値では測れないため、「これを行うと必ず伸びる!」という明確な方法がありません。

自信を持たせてあげることや、子どもの意思を尊重してあげること、また、親子の会話を楽しむことなど、非認知能力を育む環境はとても広範囲に渡ります。

今できること・やるべきことをきちんと理解し、親子で楽しく成長していくことは、きっとお子様の可能性を大いに広げてくれることでしょう!

 

 

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参考サイト

人生の成功を左右する「非認知能力」とは

https://www.recruit-ms.co.jp/issue/interview/0000000542/

今注目の非認知能力

https://up-to-you.me/article/3120

参考資料

幼少期の家庭環境、非認知能力が、学歴・雇用形態・賃金に与える影響

https://www.rieti.go.jp/jp/publications/dp/14j019.pdf